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キラキラあなたが眩しくて

明日もまた君に会えると願う

魂の叫び〜舞台「コインロッカー・ベイビーズ」〜

赤坂ACTシアター行ってきました。

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座席に着く前、開いたドアの先に見えたセットにゾクッとした。灰色の枠の四角で囲まれたあれが、コインロッカーに見えた。3段あるうちの1番上の四角が小さくて下の2段が大きめになってたのも、そう思わせる工夫なのだろう。

本編もずっと鳥肌立ちっぱなしだった。さなじいの動きに合わせて会場が暗くなり、「暑いよ」という声がこだまするあの演出は本当に怖かった。実際に捨てられた赤ちゃんはこんな気持ちだったのかと考えると胸が傷んだ。

ハシはキクのことが好きすぎて、思いやるあまり彼の本当の母親と彼を再会させる。それはキクにとっては少しも嬉しいことなんかじゃなくて、結果的にキクは実の母親を殺害してしまう。ただキクに幸せになって欲しかっただけなのに。ハシの顔とか声とか本当にすごくてそこに橋本良亮は全くいなかった。あの代々木体育館でプロポーズしてくれた*1人と同一人物だということが信じられなかった。催眠術をかけられて暗くて暑いコインロッカーを思い出した時も、手首が外せることを通路に降りて客席に見せているあの時も目が違っていて、圧倒された。

こんなに怖い舞台を見たことないのでだいぶ混乱しているのですが、とにかくすごいの一言しか出てきません。この作品を見れて良かったなと思いました。

ただ、ハシが「ボクはホモなんだ」って言って自分の股間を男に触らせてるところとか、倒立しながらズボンを脱いでるところとか、私は何を見ているんだ?!って気持ちになりましたけど(笑)

アネモネ役の昆さん歌が上手かった〜!ワニのぬいぐるみを後ろのベッドに投げるのも非常にお上手でした!

舞台の最初から歌ってきた歌をラストにも歌うけど、曲調が明るくなってたし、なによりハシもキクも怖い顔と目じゃなくて、2人がなにか希望とかそういうものを見つけられたのかなって思えた。本編はそこで終わりだから分からないけど、2人が幸せに暮らせたらいいなと思う。

*1:Stay with me♡