キラキラあなたが眩しくて

明日もまた君に会えると願う

音符が多ければ多いほど高くなる楽譜〜舞台「AMADEUS」〜

サンシャイン劇場行ってきました〜!

 

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セットがホーンテッドマンションみたいで、開演前からアマデウスの世界に引き込まれました。中央に後ろ向いた椅子(と思っていたが実際は車椅子だった)が置いてあって誰かが座ってたんです。ちなみに私がその存在に気づいたのは開演10~8分前。人形かな?どうやって使うのかな?って思ってたら松本幸四郎さん御本人でした。いつからスタンバイしてた?開場してからずっと??

 

内容は年老いたサリエーリがモーツァルトを暗殺するまでを思い出し語っていくという内容です。この年老いた語りから少し時が戻って若きサリエーリの語りになるメリハリがすごくて。一瞬で話し方が変わった。あと普通の小説でいう地の文、誰々が何何をしたっていうの全部喋っててすごいセリフ量だなと。

 

サリエーリのお付の者?の2人、の息のぴったりさがすごい。テンポ良くポンポン喋ってる。あとは喋ってる人以外はピタッと静止する箇所がかなり多くあるんですがメリハリできるしその人に注目できるのですごいなと思いました。

 

照史演じるモーツァルトは若い時から才能の塊で、婚約者もいる。サリエーリが「幼児性丸出しの」っていうんだけど、思ったことは失礼だとしてもすぐ口に出しちゃうし、言動も幼すぎる。素晴らしい曲を作ることの出来る才能との対比。今まで誰にでも賞賛されてた曲がある日、そうじゃなくなる。批判されて、お金も無くなって奥さんも家から出ていく。でも奥さんは帰ってきてくれて、彼女の胸の中で息絶えるんだけど、ここからがすごい。奥さんはモーツァルト学の権威となって偉そうにモーツァルトの事を語ります。彼は結婚生活十年の間、1度も汚らしい言葉を口にしなかったと。実際はうんこだのおしっこだの散々言っていました。更にモーツァルトの楽譜はコピーがなくすべて1点物。その楽譜を売りに出す時、彼女はこう言うのです。「音符が多いほど楽譜は高くなります」彼女はモーツァルトの曲に対して興味や愛情のようなものは抱いていなかったのでしょうか。死んだ途端売り払ってしまうなんて、出戻った時「私はお金に関してグチグチ言ったけど本当はそんなのどうでもいい」なんてものすごい嘘。彼女はお金目当てでモーツァルトと結婚したんだってこの時ハッキリと分かりました。

 

モーツァルトがお父さんが死んだ時「僕のことをわかってくれる人はいなくなってしまった」って言ったんです。こういう意味かと。結婚を反対していたお父さんも、モーツァルト自身も奥さんの本心にきっと気付いてた。

 

1回しか観られないのでこれくらいしか分かりませんでしたがとにかくすごかった。二階席だったけど狭くてよく見えました◎