キラキラあなたが眩しくて

また会ってください

君と見つけたいんだ〜舞台「JOHNNYS'World」〜

ジャニワ行ってきました〜

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2年連続2回目!

内プロデューサーのセリフに「ジャニーズ50年の歴史が詰まったジャニーズワールド」っていうのがあったんだけど、その通りだった。まず今まで無かった開演前と幕間のコンサート映像。色んなグループのコンサート振り返る事ができる。また、2幕もショータイム要素が強くて、先輩の曲や、舞台でしか披露されない曲をやったりと去年と比べるとガラッと変わったと思う。

また京本大我のセリフに「1分1秒飽きさせない。それがジャニーズワールド」というのがある。ジャニワといえば水太鼓、滝のシーン。これらの象徴的な演出は今回無かったが、代わりに別の演出が加わった。バスケとダブルダッチA.B.C-Zも以前のコンサートで披露したド派手なセットを使い、盛り上げた。また11月の龍のシーンなどお馴染みの部分もパワーアップしていた。

私はジャニワとは、ドリボや少年たちと違い、ストーリーではなく、演出を楽しむものだと思っている。もちろん13月を探す途中のかつて地球上で起きた悲しい出来事は忘れてはいけないと思う。新しいジャニワでは誰がどんな事に挑戦するのか。毎年の楽しみにしていきたい。そして、舞台上の彼らが私をまた非日常の世界へと連れて行ってくれる日を、心から楽しみにしている。

幸せまでの、〜ジャニヲタ文芸部「カウントダウン」〜

ichigonokimi.hatenablog.jp

月1の恒例行事ジャニヲタ文芸部〜!

第0回から参加させて頂き、早いもので3回目です。来年も頑張ります。

 

乃木坂ヲタ兼ジャニヲタの弟と「コンサートでどの瞬間が1番好き?」という話をしたことがある。彼は「本人が出てくる瞬間」と答えた。半年以上経った今でも「楽しかったね」とお互いに言い合うセクパワ。そのBlu-rayを見た時もKQJを歌いながら幕が下がるあの瞬間が好きだと言っていた。その意見はよく分かる。アーティスト本人を見に来ているのだから、彼らが登場する瞬間が1番興奮するだろう。

 

しかし私は違う。その前の瞬間の方が好きだ。詳しく言うと「照明が落ちてovertureが始まりペンライトを振って本人が出てくるのを今か今かと待ちわびる」瞬間だ。照明が落ちて周りの人の歓声が聞こえると、いよいよだと思う。それと同時に心臓がバクバクうるさいくらいになり始める。そしてこの心臓のバクバクはきっと、幸せまでのカウントダウンだ。あと心臓が何回なったら出て来てくれるのだろうか。10回か、5回かー本人が出てきた瞬間、自然と心臓のバクバクはおさまる。不思議なものだ。

 

今年は色々な会場に行き、何度も幸せまでのカウントダウンをした。来年も同じことが出来たらいいなと思う。

「ラッキィィィィィィィ7」感想、いってみよー!

2015.12.9リリース:ジャニーズWEST2年目をまとめたアルバム。通常盤にはユニット曲を収録。

 

!注意!

中間担のため、感想が淳太くんに寄っている部分があります。ご了承下さい。

 

1.ラッキィスペシャ

リード曲。ジャニーズWESTの曲って基本的にキー高いね。Overtureないよね。何であるグループとないグループ分かれてるんだろ。個人的にラッキイ池田さんの作るダンスは踊りやすいので好きです。少クラもワチャワチャしててよかった。「君にありったけラッキィを届けたい」このフレーズがお気に入り。

〜以下PV及びメイキング感想〜

個人の名前とか発言のテロップがメンバーカラーなのJEたんさすがです。初めからPlay allとか選べるの優しさ、、、基本的にはそのまま再生されるよねキスマイ。GODが去る時、既に悪ガキの顔になってる重岡。ヒーハー淳太くん可愛いの極み。WESTは自由にやらせとけばいいのが撮れる気がする。重岡が淳太くんお姫様抱っこしたー!実は毎PV撮影ごとにやってたけどカットされてたんだよね。逆になんで今回採用された?しかも下ろす時淳太くん金の像に手をぶつけてるからね?1列に座ってユラユラしてるの可愛い!マスコット化希望。淳太くんの雄叫びis good。コスプレ好きだね。個人的No.1はディーラーの神山さんです。下界の様子が塊魂みたい。(分かる人には分かる)最後の見せ場を重岡に邪魔されてる淳太くん。両者通常営業。「おーしまい」のあざとさ。ズボン空模様だったんだね!重岡アンラッキィ引いたからって「ダル」とか言わないの!濱ちゃんが途中見切れてた。指令の「愛の言葉」やはり恋愛マスターには勝てませんでしたね。淳太くんはしっぺ。まさかの全員から。撮影残ってるのに赤くなったら困るよね。しっぺに怯える淳太くん可愛い。「可哀想」っていいながらガチの照史。嗚呼B.A.D(;_;)痛がる淳太くん保護したい。「結構弱いから」と言いつつ本気の濱ちゃん。重岡が「俺らもやりたないねん」って言った後の他5人の「そうや!」の一体感。移動しながら「ごめんなー」と謝る神ちゃん。優しさが滲み出てる。その後の個人撮影が終わった時もずれた綿みたいなの直してた。淳太くんって横から見るとペリカンみたいだよね(貶してない)。淳太くんのソロ撮影を見守る濱ちゃんの美しい横顔。WESTでは中間担な私ですがリアルに恋するなら濱ちゃんがいい。個人的に重岡には前髪を下ろして欲しい。メイキング見てると髪の毛拭いたり直したり汗拭いたりするスタッフさんが羨ましくなる。あとコンサートで次に出る場所までダッシュで案内するスタッフさん。GOD重岡爆誕。さすが5歳児。ソロ撮影最後で焦るのんちゃん。やれる事どんどんなくなっちゃうもんね。休憩なしで「ラッキィ王決定戦第2回」電気のやつ痛そう。キムチの匂いを嗅がないようにする神ちゃん。淳太くんに至っては「呼吸せんとって」3回目。グルグルバットからの撮影鬼では、、、?フラフラの藤井くんの横で思わぬキムチ攻撃を食らう神ちゃん。インタビューは両隣(のんちゃん、淳太くん)が足広げて座るから神ちゃんちんまり。神ちゃんマジックも出来るとかスペック高いね。「また学ラン」ってことは学生時代も学ランだったんだね!淳太くんのディーラーも見たかった。受験票の名前の所、直筆で芸が細かい。4回目。深夜3時?!眠いね。疲れたね。パワーアンクル機嫌悪くなってる重岡頑張れ。最終ラウンドで今までの対決が全て無駄になるお約束のパターン。「アンラッキィから処理する」と言うスタッフさんのコメントに対して重岡「ムダ毛と一緒やん」賞品のTシャツが地味で皆おそらく気を使って「ええなー」とか言ってる中、「いるか?!これ」と言う淳太くん。肌触りいいとか言ってるけどほぼ肌に触れてない。突然の滝行。しかも規模が小さい。伝説のコンサート各会場オーラスのみ行われる濱田大先生の一本締めが、、、!中間ん家を彷彿とさせる衣装で登場の照史。しかもカウント0になる前にかけられてる。「バケツ入りまーす」ノリが居酒屋かよ。

 

2.ズンドコパラダイス

歌詞カード、コールのところ灰色で書かれてる優しさ。発売日が2/4で自分の誕生日だったので特別な歌。ズンドコ一生懸命な淳太くんが可愛い。この時の幼稚園生のんちゃんが成長して悪ガキになったんだね!

 

3.Seven Powers

自己紹介ソング。初めて音だけ聞いた時、他のメンバーは「俺」と色の間に「は」って入ってたけど照史だけ「俺オレンジ」だったから「?」ってなった。淳太くん「儲かりまっせ〜?」リアル。JUMPの9's soulみたい。

 

4.ホルモン〜関西に伝わりしダイアモンド〜

これが噂のパラパラ第2弾。「放る者」とかホルモンかかってる。所々スタミナとかワード散りばめられてる。「狼煙あげろホルモン男児」のメロディーが関ジャニ∞の「キングオブ男」の「俺たちはキングオブ男」に似てる。

 

5.ガッテンアンセム

アンセム第2弾。濱ちゃんがパリピポ制作時から推していた楽曲が満を持して収録。本人たちは「ジャニーズっぽい」って言うけど「ジャニーズWESTっぽい」の方があってる気がする。チキチキバンバンって何?これもリード曲向き。

 

6.夢を抱きしめて

言わずと知れた藤井流星主演ドラマ「アゲイン!」主題歌。

 

7. 3.1415926535

歌詞カード見ないで歌えるのかこれ!テンポ早い。「落ち込んでちゃπになれねえ」とか「君の瞳は3.14」とか訳わからないけど後者は淳太くんが言うから私の瞳は3.14だと思うことにします(?)

 

8.きみへのメロディー

WEST誰かピアノ弾けないの!歌い出しかみしげたまらねえ。ラブソング好きの私にとってこの曲最高の一言に尽きる。1番はまだ片想い(ちょうど告白するところ?)だけど2番は両想いになってる!どうでもいいけどサビちょいちょい倒置法出てくるね。(大学で文学系の勉強をしてるのでどうしても気になる)「好きだよ。ねえ好きだよ。」言われたい。さすが照史高音バッチリ。

 

9.ジパング・おおきに大作戦

まいジャニで関ジュが踊ってるのを見て一生懸命練習した思い出の曲。パリピポで衣装のつなぎを再現してる人を見て器用だなと思った。WESTの曲ってC&R多くてファン参加型だからコンサートも楽しいよね。

 

10.Eternal

ストーカー3部作完結編。セピアの月とは、、、?何の暗示だ?「愛が止められない 止めたくない」意思が強固に。「君がいないとOnly Eternal Darkness」こういう弱い男の歌詞たまにジャニーズにあるよね*1「あいつらがやってくる」の神ちゃんの力を入れる歌い方が好き。*2「命が尽きてもまた逢える」死亡フラグ、、、

 

11.バリ ハピ

最近ジャニショでこの歌のオフショットの集合写真を2枚買いました。ピースが淳太くんだけ横向きなの女子力の塊。

 

12.TAMER(中間淳太)

TAMER=調教師、猛獣使いの意。エロい。淳太くんって他担狩りたがるよね。大阪マラソンに「世界中の女性にカッコいいと言われたいから」っていう理由で出ちゃう男だもんね。「出来た子には褒美をGive Me ya!!」どんなのくれるの!!「脱け出せぬ檻の中へ」中間担になったら最後やめられない、、、「Don't you know?You're mine...」知ってる?君は僕のものだよ。知らないうちに中間担になってるってこと?パリピポの時の私だね!*3

 

13.Lovely Xmas(重岡大毅神山智洋)

自分たちのメンバーカラーがクリスマスカラーだからという理由で出来た曲。理由が可愛い。ぜひ2016年のよみうりランドとかさがみ湖とかなんかしらのイルミネーションのCMソングに起用してください!4月までツアーあるから季節外れじゃないかって心配してるけど某セクゾには「Sexy Summerに雪が降る」っていう訳わかめな曲があるので大丈夫だと思います。濱ちゃんが1番好きって言う理由が分かる。2人に合ってる。ハモリいいね。

 

14.Terrible(藤井流星小瀧望)

ツイン=ViViDのイメージ強いからそれっぽい曲で嬉しい!藤北のFIRE!!!みたい。本人たちは「演出に頼りたくない」と言っていたのでガッツリダンスで魅せてくれるでしょう。TAMER同様エロい。

 

15.こんな曲作りました(桐山照史、濱田崇裕)

「作詞:照史と崇裕」濱ちゃんの家で作ったのね!伝説の濱ちゃんが5分で作詞離脱したやつ。「作詞:照史Feat.崇裕」だろこれ。歌詞カード唯一カラオケの画面みたいで笑った。普段お笑いキャラとアホで通ってるけどモテたいよね。大丈夫。照史は朝ドラで有名になってるし、濱ちゃんはよくリア恋枠って言われるじゃん。適当な事言う時に「双子の赤ちゃんランデブー」って聞こえたんだけど何じゃそれ。

 

良曲揃いで本当ツアー行きたかった!授業さえなければ。横アリ公演当日は北海道から魂を飛ばす、、、一早い映像化を希望します。

*1:Kis-My-Ft2「ずっと〜You are my Everything」の「1秒だけでも離れてるとまるで永遠で戸惑ってbreaking down」とかA.B.C-Zの「In The Name Of Love〜誓い」の「君に会えないだけでso stormy night 欠けた月の影のようなMy heart」とか

*2:Criminalの「誰にも渡さない」も好き

*3:ツアー決定時は重岡担。ツアー当日は藤井担。しかしツアー終了後、頭の中が淳太くんで埋め尽くされ藤井くんからあっさり降りる

約束〜舞台「MORSE-モールス-」〜

モールス観てきた。オスカーに会うのは今日が最後。先週1度観ていて展開やセリフが分かっていても胸が苦しくなる。切なく悲しい話。

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エリとオスカーのシーンを重点的に見ることができた。1番最初に会った時、まだお互いに心を開いてないから喋り方が少しそっけない2人。ルービックキューブの事を何回も聞いてくるエリの事、少し面倒臭そうな目で見てる。でもジャングルジムに移動して説明し終わった時、エリのすぐ近くに座ってたことに気付いてちょっと離れる。バイバイして帰るとき1度振り返るんだけど、あの瞬間オスカーはもう恋に落ちてる。

エリにルービックキューブを貸した次の次の日。オスカーが座ってたのはジャングルジムの1番上でそこはきっとエリの特等席。だから彼女が座れるように真ん中じゃなくて左寄りに座ってる。エリが短時間で面を揃えてきたのが悔しくて「シール貼り替えた?」って聞いちゃう。この後の「シール貼り替えてないって約束できる?」の言い方が私的にドストライクすぎてあのトーンで言われたら、例え約束の内容が「明日までに100万持ってくる」とかでも約束してしまう…(この話をお母さんにしたらバカじゃないのと言われた)この辺りから喋り方も変わってきて最初のぶっきらぼうな感じがなくなってた。モールス信号教えるシーンもとっても初々しい。「エリ、君の名前だ」って言ったときの照れ臭そうな顔。こいつらいつ名乗りあったんだという疑問は捨てよう。エリもオスカーと別れた後、口パクで「エリ、だって。」ってすごく嬉しそうに言ってる。エリもオスカーに恋してる。

2人で駄菓子屋さん行く時もすっごく楽しそう。エリが本当は食べれないお菓子を我慢して食べるのもオスカーに嫌われたくないから。

でもナイトのシーン。最初はすごくいい雰囲気だったのに契約を結ぼうといってオスカーが自分の手を切ってから大変な事に。エリにとって血はなくてはならないものだから。でもオスカーの血を吸うことだけは嫌だったから。

2人で踊ってキスするシーン。エリが入った箱を見つめながら自分の唇を触って愛おしそうに箱を撫でるオスカー。その前に「まだ恋してる?」って聞かれて「多分ね」ってオスカーが言うんだけど照れ隠しかな。

家宅捜索しにきた警官を殺してしまってエリはオスカーにもう一緒にはいられないことを告げる。そして「光を入れて正しい世界を生きる」ことを約束して、と。ルービックキューブの時も「約束は嫌い」と言っていたのに約束を交わすのはオスカーに幸せになってもらいたいからだ。「自分はオスカーにはふさわしくない」と思っているから身を引こうとしている。しかしオスカーも既にエリに恋してる。

プールのシーンで助けに来たエリは服を一つずつ渡しながらすごくニコニコしてた。角度の関係でオスカーの顔は見えなかったけど、きっとオスカーも微笑んでいるのだろう。電車に乗っている時に2人が交わすモールス信号は分からないけど「好き」「うん」だったらいいな。

エリが言う光は自分が苦手な光の事でオスカーを遠ざけようとするけどオスカーにとっての「光」はエリだから2人は一緒にいることを選んだのだと思う。

エリとホーカンのただ愛してるだけなのに自分だけが老けて行くことが苦しいっていうの江戸川乱歩の「押し絵と旅する男」に似てる。

今日はミッケの表情がよく見えて、本当はオスカーをいじめたくないのがよく伝わってきた。ヨンニに見えない角度ですごく苦しそうな顔してる。

私が思うオスカーが少年に見える瞬間がムキになっていい返す時で「殺人犯が怖いの?」「違うよ」とか「(モールス信号が)よく分からない」「ちゃんと見て」とか「僕と付き合うの?付き合わないの?」がすごく子供っぽかった。

最後にこれだけ言いたいんだけどエリがお菓子食べたことないって言ったときの「えー!」と駄菓子屋さんでエリが猿の真似をして2人で笑った時と箱の中で寝ると言ったエリに対しての「ここで?!」の3箇所だけはどうしても小瀧望だった。若干だけど素が出てるのも可愛かった!

彼の演技を見て〜舞台「MORSE-モールス-」〜

MORSEを観てきた。

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私はオスカー役の小瀧望の事が苦手だった。嫌いではないけど何となく好きになれない。それは彼の振る舞いが気に食わなかったからだ。コンサートでは以前から可愛い子にしかファンサしない、こちらがイケメン好きなのと同じように可愛い子が好きであってもおかしくないのだが、お金を払って見に来ているのにどうなのだろう、彼のことを好きな気持ちは皆一緒なのに、と思った。リトル東京ライフのバイトの回では片方のチームの勤務開始時間が自分たちより遥かに遅いと知って怒っていたが、それも本気で怒っているように見えて、悲しかった。確かにバイトの内容は辛いのだが、もうちょっと怒り方を考えたらと思った。

彼に苦手意識を持ったままMORSEを観に行ったが、予想以上に彼の演技に飲まれそうになった。いや飲まれた。長身でどう見ても12歳の少年に見えない彼が、喋り方と表情で見事に12歳になってみせたからだ。完璧だった。特に表情の演技がすごくて、ヨンニに「砂、食えよ」と言われて砂を食べる直前に口元をピクッとさせた。私にはそれが最後のわずかな抵抗に見えた。砂を食べるシーンはもちろんエアーなのだが、むせ方も凄まじくて本当に砂を食べたのかと錯覚しそうになった。

お父さんの所に行って一緒にいたいとお願いする時の期待たっぷりの表情。オスカーはお父さんが一緒にいてくれると信じて疑わない。純粋な少年の顔で彼は椅子に座っていた。

駄菓子屋さんにいって店主のおじさんに「サルに似てるね」と言ったのもエリとの楽しい思い出に浸りたかっただけなのに、おじさんは怒り2度と来るなと言う。オスカーが泣いてるのを見て私も泣いた。知らず知らずのうちにオスカーに感情移入して観ていた。

潜水シーンの前、インミのカウントダウン中、大きく息を吐いた。オスカーが覚悟を決めた。目をつぶって両の手を握って静かに座っているオスカーを見て私が苦しくなった。もちろん彼が死なないことも、エリが1分経ったら助けに来てくれることも分かっていたが、見ていられなかった。最後の方、口元に手を当てたのを見て演技なのか本当に苦しんでいるのかわからなくなった。苦しくて辛くて目を背けたかったが、彼が練習してきたいわば見せ場の場面だと思うから視線を外すことはできなかった。今までで一番長い1分だった。

ここまで見ている人を物語の世界に引きずりこむ彼はすごいと純粋に思った。彼はどんな気持ちでオスカーを演じてきたのだろう。毎年、舞台に一緒に立ってきたメンバーは観に来ることは出来ても演技は出来ない。内容が内容なだけに休憩時間は明るくいようと思ってたらオスカーのままでいて、と言われたらしい。初座長で心細くはなかっただろうか。

2回目のカーテンコール。出てきた彼の表情はもう小瀧望に戻っていた。三方礼では客席の下から上までしっかり見ていた。

私の思っていた姿と全然違う小瀧望東京グローブ座にはいて、その演技の凄さに圧倒された。MORSEを観終わった時、彼に抱いていた苦手意識は消え去っていた。

ジャニヲタ文芸部 お題「チケット」で書いてみた

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ジャニヲタ文芸部お題来た〜!気分はすっかり部員なので今回も書きます!詩みたいなやつです!詩とか書いたことないから探り探りですが生温かい目で読んでやって下さい。

 

あなたがいないと生きていけない

こんなセリフ まさか自分が言うなんて

思ってもみなかったけど あなたの存在は

私にとってとても大事なもの

 

あなたはスパイスみたい 私の人生を刺激する

いつも会っていたら飽きちゃうし

ずっと会わなかったら忘れちゃうし

そうね 理想は1ヶ月に1回かしら

 

あなたは少し意地悪だから

他の子には会って 私には会わないとか

私の所に何回も来てくれたりとか

私の心を揺さぶるのがお上手ね

 

あなたから会えるって連絡が来ると幸せ

何色の服を着て来るんだろう

服にはどんな数字やアルファベットが書かれてるだろう

私は文字が少ないシンプルなデザインの方が好きよ

 

あなたが私の元を離れる時

「今」のあなたには2度と会えない現実と向き合わなきゃ行けなくて

少しさみしくなるの

時が戻せたらいいのにね

 

でもさみしさと引き換えに

私は一生忘れられない幸せを手にするから

これも全部あなたのお陰よ

いつもありがとう

 

たまに重いこと言っちゃう私だけど

また会いに来てね

私にとっての「担当」という言葉

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最近こんな記事に出会った。

 

 

中学生の頃、私は文芸部に所属していて、よく話を書いては友達に挿し絵を頼んでいた。あの頃がとても懐かしくなって、ジャニヲタ文芸部に参加したくなってしまった。

 

私が最初に「担当」を名乗ったのは山田涼介だった。よく言えば一途、悪く言えば他の人は眼中に無い、といった具合に山田にのめり込んでいた。それまでの私はジャニーズに全くと言っていいほど興味がなく、山田をきっかけに飛び込んだ世界は自分にとって未知の事ばかりで、全てが楽しく思えた。ドラマにテレビに雑誌。頻繁に色々な媒体で目に出来ることがとても幸せだった。しかしあの時の私はHey!Say!JUMPが好きだったのではなく、山田が好きだったのだ。別に曲や他のメンバーが嫌いという訳ではなかったが、グループにはさほど興味がなかった。歌番組でも山田しか見ていなかった。他のメンバーがソロでカメラに抜かれている時、私は一体何を考えていたのだろう。思い出せない。何も考えていなかったのかもしれない。

 

そんな私だったが、ある日事件が起きる。キスマイに惹かれてしまったのだ。あんなに山田山田うるさかったはずなのに、目の前のテレビに映るキスマイに心を奪われていた。そして新しい担当を決めようとした時、決められないことに気づいた。誰か一人は選べない。そう思った私はキスマイというグループを応援しようと決意した。

 

担当という言葉から解放された時、新しい事が見えるようになった。誰か1人を目で追わない代わりに全体を見るようになった。あの時は気づけなかった「この曲のこの部分カッコいいな」とか「この人いい顔してるな」とかそういう面で見れるようになった。

 

私にとって担当という言葉は視野を狭くするものだったに違いない。担当=この人だけを応援する、という一種の固定観念のようなものにとらわれて、あらゆる角度から物事を見れなくなっていた。担当を名乗らなくなった今、ジャニヲタでいることがとても楽しい。ジャニーズそれぞれの良いところが沢山発見できるからだ。